シャブリ オーク樽
2015/11/01
シャブリの製造において論争の的になり、解決の答えの出ない問題として存在する「オーク樽の使用の可否」。オーク樽の使用が必要とする人達は、「ステンレスが普及しだしたのは70年台であり、以前から長期に渡り使用してきたものこそ正当である。」と言う考え方です。オーク樽で作られたシャブリが周囲に評価されて現在まで高い評価を得続けているのだから、この方法での製造したシャブリが正当であると言う考え方は理解出来ます。それに対して「シャブリの繊細な味わいを生かすためには個性の強いオーク樽を使用するよりも、無駄な香りがシャブリに付かないステンレスタンクによる製造の方が優れている。」と言う考え方です。繊細さを旨とするシャブリならではの考え方でこちらも一理あります。現在は圧倒的にステンレスタンクでの醸造が主となっています。標準なシャブリまでは断然ステンレスタンクでの醸造に限ります。しかしながら特級などに関しては一概にそうとも言えません。醸造主も畑によって色々な方法を採用しているようです。例えば発酵段階にはコントロールが行いやすいステンレスタンクを使用して、熟成に関してはオーク樽で行う方法をとっている方や逆に発酵をオーク樽にまかせてその後にステンレスタンクで寝かせる方など多種に渡っています。
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純系名古屋コーチン 酔人
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