シャブリ 樽の役割
2015/11/02
ワインの製造法は、樽の中に絞った葡萄の液体を入れてそこで熟成させる事でワインを仕上げていきます。しかし、シャブリのワインは樽を使う場合もあれば、ステンレス製のタンクを利用している生産者も多くいます。
葡萄の出来栄えにより樽を使うか、ステンレス製のタンクを利用するかを使い分けしている生産者もいると言います。
但し、ステンレス製のタンクが誕生したのは70年代に入ってからであり、それまではステンレス製のタンクが有りませんので、樽を使い熟成を行なっていたわけです。
シャブリのワインは辛口の白ワインであり、原料として利用する葡萄はシャルドネのみと言う特徴があります。
シャブリの生産者はそれ程多いわけではありませんが、その中でもシャブリの特級とされるシャブリ・グランクリュを生産している畑は僅か7つのみです。
ここからは最高品質と呼ばれる特級のシャブリが出来上がるわけです。
ワインの製造法というものは、発酵と熟成という2つの工程が大切であり、これを行うのが樽やタンクなどになります。
樽は木で出来ているものであり、タンクはステンレス製になっていますので、製造法が異なる事でシャブリの味も変るといえます。
しかし、熟成にオーク樽を使う製造法で行うと、木の香りが製品に付着し過ぎてしまう可能性が高く、その匂いが付き過ぎないような工夫を行ってると言います。
そのため、シャブリは繊細な仕事が要求されていると言う事でもあるのです。
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