シャブリの畑 ブランショ
2015/11/13
シャブリは、フランス、ブルゴーニュ地方の南西に位置する小さな村ですが、キンメリジャンと呼ばれるシャブリの土壌は、牡蠣や貝殻などの成分が多く含まれる地層のため、ミネラルがとても豊富で、このシャブリのワインは、独特のミネラル感を持っていることで知られています。そんなシャブリを産出する畑は、グランクリュ、プルミエクリュ、シャブリ、プチシャブリの四ランクに格付けされますが、そのなかでも、最高級のワインを産出するグランクリュの特級畑は、わずか7区画のみに限定されています。
そして、その7区画の畑には、それぞれの名前が付いていて、出来上がったワインボトルのラベルには、必ず畑の名前が書かれており、そのなかに、ブランショの特級畑の名前も明記されています。
これらのブランショを含む特級畑は、石灰質が多く、ミネラルが豊富な土壌と良好な日当たりのため、ふくよかなワインを産出する条件が揃っています。
しかし、このような畑から作られる最高級のワインであるグランクリュは、シャブリ全体の生産量から見ると、たった2%ほどしかなく、他に類をみないミネラルと酸のバランスが絶妙に素晴らしいこのワインの希少性が伺えます。
なお、ブランショの畑は、グランクリュの中でも、最南東に位置していて、非常に繊細で上品な洗練されたワインを産出する畑とも言われています。
そのブランショの味わいは、フレッシュな果実味と、菩提樹のような香りにミネラルが混ざって、繊細さのなかにも力強さが溢れ、飲んだ後の余韻と風格が長く漂う、最高級ワインです。
また、ブランショの個性が最も際立つ、ワインの適正温度として、10~13℃が推奨されています。
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純系名古屋コーチン 酔人
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