シャブリの畑 モンマン
2015/11/15
シャブリ地区はフランス・パリから南東にあるオーセールという町の近郊にあります。
冷涼な気候とキンメリジャンという小さな牡蠣の貝殻を含んだ特徴的な土壌から、爽やかでミネラル豊かなシャブリが造られています。
シャブリ地区のブドウ畑は、この地区の中心部を二分するように流れているセラン川を中心に両岸に広がっています。
特級畑のグランクリュは、シャブリの村を望むセラン川の右岸の丘陵に広がっています。
この畑はシトー会修道院が所有していた土地で、これらの畑は修道士が開拓した場所であります。
一級畑のプルミエクリュは、この川の両岸とグランクリュを取り囲むように広がっています。
セラン川は南東から北西に流れており、シャブリの村から北東側が右岸、反対の南西側が左岸になっています。
グランクリュは7つに対して、プルミエクリュは40の畑が指定されています。
その中でもグランクリュの畑があるセラン川右岸に広がるプルミエクリュで代表的な畑はフルショーム、モンテ・ド・ネール、モン・ド・ミリュ、ヴォークパンがあります。
左岸には、ヴォグロ、モンマン、ヴァイヨン、レ・リ、コート・ド・レシェ、ボーロワのプルミエクリュの代表的な畑があります。
セラン川右岸は全体的に東・南東向きで日照に恵まれており評価が高く、モンマンのあるセラン川左岸は複雑な香りを持ち、ミネラルのしっかりしたワインを造り出しています。
モンマンを含むシャブリ・プルミエクリュのワインは、若いうちは色は淡く輝き、ミネラル感の強いワインですが、熟成していくうちに繊細な香りが増してフローラルなワインになっていきます。
このしっかりとしたミネラル感と複雑な香りを持つため、牡蠣や魚介を使った暖かい料理やクリームソースを使った鶏料理や肉料理にとても相性がいいといわれています。
モンマンは特に左岸のプルミエクリュの中でも力強いしっかりとしたミネラル感のあるワインを造り出す畑として人気があります。
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