19世紀の“ジャポニスム”で象徴的な存在である画家・藤田嗣治（1886～1968年）の生誕130年を記念し、名古屋市美術館で「生誕130年記念　藤田嗣治展－東と西を結ぶ絵画－」が開催されます。油絵に日本の技法を取り込んだ独自の表現を生み出し、日本とフランス、東と西の文化と歴史を融合した嗣治の芸術は、1920年代のパリで、画壇の寵児として絶大な人気を誇りました。同展覧会では、藤田嗣治の芸術の全貌が、国内外の主要なコレクションをはじめ、近年ランス市に寄贈された未公開作品など、約150点の代表作により紹介され、複雑にして多面的な要素を持つ藤田芸術の真髄に触れる絶好の機会となっています。
開催期間 2016年4月29日～7月3日　 9:30～17:00、金曜（4月29日は除く）/～20:00（いずれも入場は閉館の30分前まで）　※休館日は毎週月曜（5月2日は開館）
開催場所 名古屋市　名古屋市美術館
交通アクセス 地下鉄東山線「伏見駅」から徒歩8分
主催 名古屋市美術館、中日新聞社、NHK名古屋放送局
料金 一般1400円、大高生900円、中学生以下無料　※常設展も観覧できます。
問合せ先 名古屋市美術館　052-212-0001