シャブリ 格付け
2015/10/26
ブルゴーニュ地方のシャブリ地区には、畑の格付けと言う物が有ります。
これはプティ・シャブリ、シャブリ、1級畑、特級畑という4つの格付けです。
畑が異なっても、シャブリのワインの葡萄はシャルドネ種のみであり、同じ葡萄を使っても、畑が異なる事で独特の特徴をかもし出すワインが産み出されています。
最も上位になる格付けの畑は特級畑ですが、プティ・シャブリの畑の中でも、1級畑に囲まれている区画は、良質のシャルドネを栽培できることからも、品質の高いプティ・シャブリのワインが産み出されているのです。
尚、シャブリはワインを発酵・熟成させる際にオーク樽を使う生産者と、ステンレスタンクを使う生産者が存在しています。
特に、特級畑で栽培されたシャルドネは、オーク樽に詰め込まれ、発酵や熟成を行うと言います。
これは畑の格付けというよりも生産者の拘りでもあり、昔ながらの製法に拘って、良質のシャブリを産み出しているのです。
尚、特級畑で栽培されたシャルドネは、瓶に詰め込まれると、最初は緑を帯びた淡い金色の色調になっていますが、熟成をさせることで、色合いが明るくなり、更に熟成を行う事で黄色味を増していくという特徴があります。
これはワインの色の変化により熟成度を知る事が出来ると言う事でもあるのです。
また、特級畑で栽培されているシャルドネは、熟成を長くさせる事が可能なもので、中には30年と言う長い期間の熟成に耐えるワインもあると言います。
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